「対策」なんてないんだから!
上杉英会話教室っ子はすこしずつそれに気づいてきた。
僕はバスケが大好きだ。しかも、NBAより高校バスケだ。毎年のウィンターカップは欠かさず見ている。
そして、優勝校や強豪について書かれている本も一心不乱に読む。(因みに、甲子園も大好き。『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』も3日で読んだ。)
全国優勝のための「必勝練習法」といったたぐいの文言は一回も見なかった。
俺らは「これ!」をしたらから、勝ったなんて、一言もなかった。
小さなことを徹底的に磨き上げ、それらの物事が掛け算して大きな結果を生んだ。
英語も同じ。最近は上杉英会話教室っ子の英検の合格率がやたらと高い。(自主的に受けており、私の方から受験を推薦したこと一回もない。だが、前回は7人中6人が合格。しかも、これは上杉英会話教室のレッスンでは「英検対策」を意識したレッスン無しでの結果です。)
ただ、ひたすら 学びの基本である、Readingを大事にし、単語を覚えていく。 フォニックスもやってるので、自力で読める量も増えてくる。
教師は様々な工夫をし、読書意欲の喚起のための工夫、読みたくなる本の購入、アクセスしやすい音声、飽きない宿題動画、など ひたすら改善に改善を重ねています。これからも改善が続くだろう。
今日の18:15のアドバンス・デルタ(小学生中級)、円卓を囲んで本を読んで設問に答えていくクラスだった。
読んで話す、答える、分からなかった聞く。これこそ最高の学びだろう。
先生(私)も輪の中の一員だった。
「一発逆転」の対策なんてない。
あるのは、積み木を一つ一つ積み重ねていく生徒とその積み重ね方を支援する先生。
あるのは、薄皮一枚ずる重ねていく生徒とその正しい重ね方を支援する先生。
これが上杉英会話教室です。
対策はない。コツコツと一緒に頑張るメンバーと年単位で英語教育を考える先生がいるだけです。