テレマーケターの皆さまへ:
電話営業、お疲れ様です。
何が理由かわからないですが、ここ2~3週間は週に7~8個の電話営業が来ます。
電話営業は数のゲームであることは間違いないね。
プロでも、やはり、断られることはあるだろう。
100%契約成立の人はいないだろう。
私がアメリカで仕事をしているときに、資金調達額が全米3位だった。
調達額が他人より多く、寄付の数も他人より多かったが、断られた回数も、他人よりめっちゃ多かった。
同社の仲間は、1日50~60軒を回ったが、僕は訪問先の間をジョギングで行き、且つ、歩道を使わず、人々の家の芝生を横切って、営業に関係時間(移動)を1分でも減らし、目標に直結する時間を1分でも多く確保した。
対したことはやらなかったが、小さいことを徹底的にやった。
小さいことが差を生む。
さてさて、、、営業電話の97%はこんな感じで始まる。
①「~~~株式会社の~~です。 上杉英会話教室の代表さんでいらっしゃますでしょうか?」
まずこれ! これがめっちゃだめ。
他の会社はどうか分からないが、私はこのセリフは本当に嫌い。
だって、営業している人にとって、最も大事な人は、その瞬間に、電話で話している人です。
代表であろうが、なかろうが関係ない。
そして、同時に失礼。(「あなたより偉くて、決断権のある人がいるかもしれませんので、その人に変わっていただけますか?)
他の会社では、それが通用するかもしれないが、上杉英会話教室に電話を掛けるならば、ワーストスタートです。実際に代表である私でさえも、3流の営業にか感じない。
②次に来るのがこれ。
「現在、お客さんを更に集めたいと思っていますか?」
→聞かなくても分かるだろう! じゃなかったら、何のために、「無料体験」とか、「お問い合わせ」ボタンがあるの?
英語でも、一流のセールスマンはHow are you doing today?で始まらない。だって、どうでもいい話じゃん。
→お互い秒刻みにして仕事しているから、相手への配慮は、単刀直入で案件を言うことです。
「営業の電話です。1分だけ聞いてくれますか?」 これだったら、聞くな。
だって、新鮮過ぎて、他の98%のところと差別化される。営業の一言目がユニークで新鮮なので、実際に提案しているサービスもユニークかもしれない。
このようなアプローチをされ、僕は実際、2回もそのサービスを購入している。
③HPがどれだけ素晴らしいかを褒めるのもやめてくれ。
大したHPでもないし、常に改善している。
そして、そこまですごいHPなら、そもそも、何で外部からのヘルプを提案してるの?
HPについてのお褒めの言葉をいただいて、何かの承認欲求が満たされることを望んでいない。
むしろ、弱点をすぐに、その場で具体的に指摘して、当社だったらどう改善するかをその場で教える。
「後日、ZOOMで1時間ほどの時間でお話できますか?
明日の午前と午後では、どちらかといったら、ご都合がよいのはどれですか?」
この質問術は見え見えです。
「話すか、話さないか」とう選択から、「いつ話すか」という土俵へのさりげない 誘導も効果が無いことも予め伝えておきます。
「このような点について、当社では、手伝えることができるので、少し考えてみて、よかったら、後ほど、電話いただけますか?私の名前と会社名と、そして、先ほど指摘した、上杉英会話教室のHPの弱点を簡単にまとめたものを送ります。」
こんな感じでアプローチしてください。
さあ、明日も来るだろう営業電話のうち、このブログを読んでから電話かけるところは何個あるかな?
「素敵なHPです。」と言いながら、上の点が全く反映されていないトークなら、HPを見てない証拠。そして、空々しい美辞麗句で私の関心はゼロへと!