先生の出番がない授業ーーこれがベスト！

なぜ？

それは、先生による授業責任放棄を意味しない。
「先生がしゃべることによって、学びの速度が下がる」というのは、裏を返せば、

「先生が話さなくても、生徒は自分達で頭を回転させて、
目の前の課題に次々取り組み、話し合い、正解を導き出す。」

ただし！！

それは、課題を完成させるための基礎を備え、「終わらせないといけない」一種のプレッシャー（動機）があるときに有効な手段である。
これは、綿密な計画が必要であり、先生による授業の文化作りも必要。

「とにかく頑張ろう」の空気では決して、上記お赤太字の状況は無理。
意志が強く、競争心の高い子は先生が何も言わなくても、動くかもしれないが、一般的にはそうではない。

「自分から考える授業」ではなく、「自分から考えることが当たり前の時間」にするための先生による工夫が不可欠。

先週から、アドバンスのクラスの一つで、授業開始前に「宿題回答事前確認　集団学習会」を開始した。

時間は30分。（授業開始30分前から隣の部屋を開放）。
先生は関与しない。
参加は自由。
前回の宿題の回答を参加同士で対話しながら確認し合う。
結果
⓵宿題で不明な点な9割以上を自分達で解決でき、その後の実際の授業では、宿題の答え合わせは通常の時間の3分の１。
②本の内容についての口頭での質疑応答と基礎文法の確認時間が大幅に増加。
③全員が参加し、来週もまた部屋を開けて欲しい、、と生徒のフィードバック。

レッスン中は、
＊先生がいないといけない中身の実施の最大化（ディスカッション、応用問題、笑い、ユーモラスな対話）。
＊目の前に先生がいなくてもできることに取り組む時間を最小化（すでに分かっていることの再確認

「生徒主導の宿題内容の事前確認会」の更なる拡大。

上杉英会話教室2.0が始まりそう！

今の英語を更に伸ばしたい人は、アドバンス系の授業をお勧めします。
月曜・金曜日に開催。

https://sendai-kes.jp/advance/