小学生の学習意欲の向上・喚起について
「理解できなければ、意欲が減退するのは、むしろ当然であり、『外国語学習の成否に影響するmotivationに決して望ましいものではない。』」 (Gardner 1985).
つまり、分かるから興味が持てる。
分かるが先。面白いがその次。
英語は「分かった!」という定期的な達成や発見が欠かせない。こういった経験がないと、「自分は英語に向いていない」となってしまう。
ただし、「英語に向いている人」というのもあまりいないだろう。その代わり、「英語力向上のために英語努力を積み重ねた結果、レベルアップをした人」はいる。
小学生の意欲の喚起に必要なものは?
学年が低いほど、「英語」への関心は薄く、先生に対する印象やクラスメートとの相性が取り組みの姿勢への影響は大きい。
入室の際の先生からの挨拶、
ハイタッチの頻度(好き嫌いもあるので、個人の好みを把握すること)、
ワークの最後に丸付けがいいのか、
1問ごとに丸をもらいたいのか、
お絵描きが好きかどうか、
など、諸要素が絡んでくる。
1年生の10月ぐらいになると、子供たちは少しずつ、先生のキャラや人柄から、教材やワークへの意識を変えていきます。4月の段階では、答えが分からないと諦めたり、窓の外を見たりすることが必死に考えたり、友達に聞いたりすることに変わり、明らかな進歩です。
喚起と意欲を継続させ、向上させるためには、毎週の簡単な単語テストは大きな効果があります。
そして、単語ありきの英語なので、極めて重要な勉強です!
英語力の上達への近道はない。諸要素が複雑に絡み合います。それらを一つ一つ取り上げて、縫い合わせ、上達のロードマップとその道を走るためのガソリン(精神・エネルギー)の提供に徹しているのが、上杉英会話教室です。
今日もレッスンです。
楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。