床の上の砂
上杉英会話教室の大きな特徴は、玄関を出て20メートル左に大きな公園があることだ。
教室として使える建物を探しているときに、今のYWCAの建物が目に留まったのもすぐ隣に大きな公園があったからだ。
当初は、レッスンが終わってから公園に行って遊びまくる、、というサイクルをイメージしていた。
このイメージは、半分当たった。
はずれた半分というのは何か?
レッスンの前にも公園で遊びまくってからくるサイクルも出来上がっている。
レッスン後に床と階段に見られる砂の量がこのことを示している。
ひーひー、はーはー、言いながら入ってくる子が多い。
レッスン仲間でもレッスン開始前から、公園で一緒に遊んでいるので、時間になると一斉に足を教室の方へ向ける。
「時間が分からなかったので、遅くなりました。」との言い訳もほとんどない。
自分のクラス仲間がみな公園から教室に向かっていく様子を見れば、だれだって「やばっ!僕も行かないと!」と思うだろう。
床の砂の量(公園滞在時間)とレッスン開始1分前の一斉入室率は間違いなく比例している。 (Murchie 2023)
普段の生活の中での他者との関わりが大事だということは言うまでもない。
だが、見落とされがちな点がある。
個人学習の効率と効果の向上のためにも、日常的に周囲との関わりは欠かせないだろう。
それでは、床と階段を掃いてきます。
(そして皆様、、、靴の砂を外で落とすように!)