翻訳ソフトの精度向上にが引き起こす英語学習目的の質的変化
2008年:A410枚のプレゼン資料の翻訳と見直し☛12時間
2022年:
A410枚のプレゼン資料の翻訳と見直し☛2.5時間
IT活用により、作業時間6分の1。
中身は7月に行われる国際学会発表の資料です。
テーマ:放射能汚染が子どもの遊びに及ぼす影響。
私自身もその研究に携わっており、ギリシャで開催される学会に行って、
発表したいのですが、今年は参加できないです。
その代わり、ギリシャに行って発表する研究チームがインパクトのある言葉で発表できるように、資料の翻訳をするのが私の今の大きな責任です。
今朝はAIソフトの力を借りて、翻訳作業がポンポン進みました。質も高いです。これを否定的に捉えAIがもたらす変化を悲観する声をよく聴く。
しかし、AIを恐れる必要はない。AIを活用しないマインド(思考停止)を恐れてください。建築、医療、教育、人事管理、コスト削減など、AIを味方にするマインドが大事。
研究者は、社会に役に立つ研究成果を素早く発信していく社会的な義務がある。
これまでは「英語」という高い壁があった。しかし、言語の壁を乗り越えるのにかかる時間と労力はAIの進化によってどんどん短くなる。より多くの情報をより短い時間で発信できるようになった。
ただし、いち早く活字に起こして発信したからと言って、人々がその情報をもとにすぐに自分n行動パターンを変えるとは思わない方がいい。 同じ情報でも、その伝え方によって、聞き手へのインパクトが5倍も10倍も違う。
今までは翻訳作業に掛けていた労力を、活字内容を補足する材料の作成へとシフトすることができる。例えば、①動画を作ってYoutubeにアップしたり、
②同テーマで活躍している人のSNSをフォローしてオンラインの会話に参加したり
③同業者が集まる場で口頭で伝えたり
と言うように、可能性が沢山あります。
その際には、ネット翻訳だけでは精神的な限界があると思う。やはり、生の声を理解し、自分の生の声を発信するのが一番楽しい!
結論☛AIは言語の壁を乗り越えるのに、素晴らしいツールであり、積極的に活用していくべきだ。 ただし、過剰に期待することもやめよう。人間味のある活き活きした会話こそ楽しいものである。人間味のある会話は人間でやらなければならない。
さ~!言語学習を続けよう。言語学習を楽しもう!
自らの教養、関心、英語力、日本語力、AI技術を全部組み合わせて、新たな価値あるものを造って行こう! そういう子を育てたい 上杉英会話教室です。