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家での読書量を確保するための工夫 その1

学習姿勢=「すべてがこれにかかっている」とまでは言わないが、多くがこれにかかっている。

教える側の工夫・専門性・継続成長も大事である。だが、講師のこれが大きく伸びても、学習者の意欲の向上が英語力の伸びに充てる影響には叶わない。

講師側がある程度の基礎を押さえていれば、学習者の姿勢がなによりも大事になって来る。
でも、学習姿勢の確立を生徒に丸投げは厳禁。

その学習姿勢の組み立てに力と注ぐの先生の大きな役割。

私が大学3年生の時に、北米でとある団体で仕事していて。前日の売り上げの上位者を称えるミニ表彰式が毎日あった。
司会者はパブリック・スピーキングのコーチング実績もあるBig Tomだった。
ノルマの2倍を超えた場合は、「Hot Night」と言われ、「だれだれ had a hot night last night」と言った感じのアナウンスがあり、みんなが拍手する。
でも、Tomは盛り上げ方が半端なく、毎日の盛大なイベントだった。
個人で売り上げを伸ばすのは気持ちいが、その成果がグループに伝えられ、即座に拍手され、認められる。

Tom 曰く、「Wecome to the HOT NIGHT SHOW!!!!!!」見たいな感じ。
だれもが、自分の前日の売り上げが分かるので、Hot Night Showで名前が読み上げられる場合は、事前に把握済み。

そして、Hot Night Show該当者の名前を、売り上げ額が低かった準に読み上げていく。
前日、1位だった人が最後に読み上げられる。だから、みんが、「え、、、昨日はだれだったの???」とワクワクしながら聞く。

私は、ほぼ毎日、Hot Night Showに登場していたが、Tomから、「And coming in next …..we have…..SAM THE MAN!!!!!  Give it up for SAM THE MAN with 4 HUNDRED seventy EIGHT dollars”!!!!!」と言った言葉を聞くのが好きで好きでしょうがなかった。

Hot Night Showだけのために頑張っていたわけではない。本当に。でも、それがあるのとないのでは、大きな差があったはず。

その経験を思い出して、3週間まえから、授業最後に、宿題の課題となっていた多読読了語数をクリアした人を盛り上げながら、語数準で、名前と語数を読み上げている。

「さ~~て、さ~~~て、、、その時間になりました。先週は、ゴールは500語でした。ただ、その上を行った人がいます。なんと、~~君は、5百、、、、48語を読みました。!!!」(パチパチ) 「ただ、上には上がいます。~~ちゃんは7、、、、百、、、、5、、、十、、、3語を読み切りました。」(パチパチ)、、、、「ただ、まだ、上には上がいます。、、、、なぜならば、 ~~君はなんと、、、、、、、2千!!!! 8、、、、百、、、、43語を読みました。」(パチパチ)
(だいたい、ここで、 クラスの半分以上から、「え~~~~~~すごい!!!まじで!!!」)と言った反応がある。
これは、北米のHot Night Showでも全く同じ反応がある。

上杉英会話教室で多読のHot Night Showを導入してから、4週間弱。
レッスン内の僅か1~2分です。
だた、
①子供は誇らしげに、微笑む。
②自分の努力が数値化されている
③「家で読んでくる」が当たり前になる文化・雰囲気が強化された。

20年前のWashington DCでの仕事の経験が、今の上杉の英語教室に影響を及ぼすとは、だれもが予想できなかった。

ただ、良い影響を与えているのは間違いにない。

Tom、、、ありがとう。

そして、英語の上達に興味のある小学生のみんな!!
家で読もう!
読了語数を蓄積しよう!
そして、言葉そのものを通して、教養豊かで、話していて楽しい人間になっていこう!

 

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