何で英語を学ぶか?
これには、100通りの正解がある。
しかし、子供・学生が英語を学ぶ中で、最初に出会う「本当の壁」と「評価を実感する」のは学校英語だろう。
学校の英語の成績があまり振るわないが、自分の英語に自信を持ち、その英語を積極的に活かしている人を、あまり見たことない。
英語を「活かせない」ではなく、「活かさない」です。
親と塾から離れたところに立ち、学校や「周囲」からの評価が振るわないと、メンタルに与える影響は大きい。
特に、特定の試験のみを「伸長」の軸として扱うと、落ちた時のダメージは大きい。
なのに、、合格した時の心理的効果はさほど、長続きしない。
英語学習の究極的な目標は:
①英語でも自分を発信し、世に働きかけられる(もちろん、機械通訳もあるが、それを生命線にとして扱うのは、人間関係の深まりを邪魔する。)
②大人になっても、継続学習のツールを身に付けること。
→多くの洋書の邦訳は出てる。私も邦訳を読むときがある。だが、心に刺さり、記憶に残るは原書です。
→海外で働きたい人は、英語以外の能力は必要です。「英語さえあれば何とかなる。」はウソ。信じないでください。
ただ、赴任先で業務内容を迅速に理解し、現地のトレンドに敏感になり、会社の雰囲気に敏感になるなら、やはり、英語を原文のまま読めることです。
必要なときは、翻訳機械をどんどん使えばいいのですが、デフォルトは自力の方がいい。
ただし、上の①、②は大人となった私が言っています。
小学生・中学が直近で勉強する理由は違うだろう。
子ども・学生の当面の目的は、正確で関心のある英語に大量に触れ、
「何でみんなは、英語ダメだ!英語できない!っていうのかな?だって、俺わかるよ。」ぐらいの正直な疑問が生じるくらいまで、重要単語と文法事項に触れさせ、内在化させることである。
重要事項を工夫して繰り返していけば、英検でも、TOEFL Jr. でも、 スピーチコンテストでも、学校の成績でも、本人の性格や状況に応じた成果が出ます。
子どもはなんで英語を勉強するのだろう。
①英語がないと、将来が暗いから?
→これは違うと思う。
②ある程度の英語力があった人にしか、開かれない扉があるから。
→これだと思う。
最後に、、、、私自身はアメリカで、バイリンガルの仕事を沢山してきた。
そこまで探したわけではないが、気づいたたら、話が来ていた。
しかし、確信をもって言えるのは、それは英語と日本語を「喋れる」だけではないです。
会話が出来る人は沢山いる。私のまわりにもそれなりにいた。
でも、私だけがいろんあ機会に恵まれたのはなぜか?
アメリカで、日本語を喋れる人はそれなりにいるが、読み書きもできる人は極めてすくない。
裏を返せば、読み書きもできる人は、超!貴重人材になり、あらゆる機会がそこらへんに転がっていた。
25歳にし、ワシントンDCやニューヨークで月給100万の仕事をしていたのは、日本語と英語喋れたからではなく、読み書きもできたからだ。
(小さいときに親から、約100億回ぐらい、 両言語を話せる人生と、読み書きも併せてできる人生について、聞かされた。
毎日の(20分程度のReadingとWritingプロがラム
を課せられていた。
当初や嫌だったけど、でも、継続の力はすごいね。
その20分を10年間続けると、気づくと19歳にしていろんな
場面で優位になっていた。)
アメリカでも、会社内の業務の殆どが、読み書きです。場合によって、読み書きの方が重要である。
日本で日本の小学校に行き、日本と同じように学び、そこ読み書きを覚えた。その読み書き(&思考力)がアメリカで大きな価値があった。
日本にすみながら、小学校から、毎週、時事問題についてのディベートに参加していた。頭の回転は速くなり、自分で考える癖はついて、当然の社会の仕組みについての知識もついた。 ディベートだから、積極的に情報を集め、応答を考えることを毎週やっていた。この「思考力」と「分析力」があったからこそ、バイリンガル能力が大きく活きた。
思考力と分析力、直観力、観察力のないバイリンガル人材の出番は極めて少ないということも何度も見てきた。
上杉英会話教室では、英語もできる子を育てたい。英語ができる子ではない。英語も!です。
そのために、他の塾に頑張ってもらいたい。いいカリキュラムを開発して欲しい。
主要教科の勉強も大事にするようにと促しており、近くの国語塾へ体験を進めるときもあります。
なんで、英語を勉強するのか?