小学校で教科化「英語」 について
「小学校で教科化「英語」の厳しい現実 神奈川大・久保野教授に聞く」への感想
~教育新聞から~ https://www.kyobun.co.jp/article/2024102101
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上の記事を簡単に要約すると、、、、
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現行の英語教育のカリキュラムでは、英語の難易度が急に上がり、多くの中学生が授業についていけない状況に直面しています。小学校で学んだ単語が中学校では「既習語」として扱われ、習ったことを前提に進められるため、単語の綴りや意味が理解できない生徒が多く、英語の学力が二極化しています。さらに、授業時間は増えておらず、教師や生徒に大きな負担がかかっています。文部科学省はこの状況を正しく検証せず、生徒の英語力が向上していると報告していますが、そのデータには信ぴょう性が疑問視されています。
私の感想
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解決策としての大量の理解可能な英語への接触 この問題を解決するには、幼少期からスピーキングだけに偏らず、英語を聞く力や読む力を重視することが重要です。小さい頃から、理解できる英語をたくさん聞くことは、言葉の土台を築きます。特に、子供が読みやすい簡単な英語の本を大量に読むことは、単語や文章構造に自然に親しむことができ、語彙力と読解力が育ちます。
リーディングの優位性 英語学習でスピーキングばかりに重点を置いてしまうと、会話の場面だけで使える表現が限られてしまいます。しかし、リーディングを早い段階で習慣化すると、文章で使われる広範な表現や複雑な文法にも触れることができます。実際に、中学校に入る頃には、小学生の間に会話中心の習い事として英語を学んでいた子も、リーディングを重視していない場合は、英語を習っていなかった子とほとんど変わらない英語力になってしまうことが多いです。
早期からの大量のインプットがカギ 質の高い英語の本や音声に早くから触れさせることで、リスニングとリーディングの基礎をしっかりと築くことができます。スピーキングは、こうした基礎があって初めて力がつくものであり、聞いて理解できる語彙や文章構造が豊かであれば、きちんとしたスピーキングの土台がしっかりと築けます。
つまり、スピーキングを重視すればするほど、リーディング(とリスニング)スキルを重視することが大事です。