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某社の「やる気が続く勉強法」は「保護者の役割」をもっと取り上げるべきだと思う。

学習習慣が一度付いたら、後はオートパイロットでそれが続くわけではない。少なくとも、私がこれまで教えてきた子ども(自分の娘を含む)はそうである。

子どものことを思ってベストな教材を準備しても、所詮、教材なので、おもちゃやエンターテインメント目的に作られたものに自然に惹かれる。

Youtube,外遊び、マジョマジョビュアーズ、などに囲まれてる小学生1,2年生の「勉強やる気」とは、車のエンジンのように、一度スタートしてしまえが後は比較的スムーズに続くものではない。 毎日毎日、エンジンを再スタートさせなければけない。

 

「やる気が続く勉強法」より 「やる気が起きるため指導法」といった方が正しいのではないか? 前者は子供+教材重視、後者は大人(親+先生)の意思と工夫を重視している。

 

つまり、前者は成績の向上の要因は子供の性格や傾向にあるとしており、後者は成績の向上が親・先生の学習意欲喚起力と学習環境提供力に掛かっている。

 

「この子は本当にやらないんだよね!」とか、「集中力ないんだよね!」など終わらせてしまうと、子どもの伸びもそこで止まってしまう。 どのようにすれば、やるようになるのか? どのようにするば集中して取り組めるか? このような発問を続けることによって、より良い勉強法が見えてくる。そして、勉強法は パソコンと同じように、定期的にアップデートが必要です。

アップデートのタイミングや内容は他の保護者や先生と相談&情報共有しながら決めていくことが賢明でしょう。

某社が提供する教材からは国語・算数の基礎が学べることは間違いない。良い教材は必須条件ではあるが、十分条件ではないです。

良い教材+その教材を最大限に活かす日常的な良い指導法=良い結果

「この教材さえ与えれば、ちょっとした声掛けで我が子は自然にと机に向かう」ほど子供は単純じゃない。アルゴリズムに当てはまらない、一人間なので、人間からの支援とコーチングで一番伸びる。 大人がそのコーチになってあげましょう!

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