「こつこつ」の対象は更新される
「コツコツ学習」の中身が、生徒の英語の土台作りに最も貢献するように、上杉英会話教室の講師陣も成長を続けたいです。
1月1日の河北新報に楽天イーグルズの宗山塁選手の生い立ちについて記事があった。
ページのトップには宗山塁の言葉が書いてある。
「1番の才能はこつこつ続けられるところ」。
やはり、継続性はモチベーションに勝る。
と、同時に、何をコツコツやるかも大事。
上杉英会話教室の小学校1年生のコツコツと言えば、
①フォニックス レベル1(アルファベットの名前と音の徹底)
②超簡単な絵本の聞き読み(音声を聞きながら自分でページをめくる)
③色・動物・形・数字・身近にあるものをテーマにした、英語の指示を聞いて塗り絵する
これを1年続ける。1年も続けて、はじめて英語が少し「浸透」する手応えです。
これは当たり前。日常生活では英語を使わないので、1週間に1回のレッスン(50分)と、自宅の宿題(45分ぐらい)のペースで数カ月で、次のステップの支えとなる土台が出来上がると思う方が不自然。
「分かった」と「理解」には大きな溝がある。
分かった=言われたら、思い出せる
理解=言われなくても、見た・聞いた瞬間に、自動的に理解できる・発声できる。
今度は2年生
①フォニックスレベル2 (母音を除いたアルファベットを使った単語で子音と単語を両方学ぶ)
②超簡単な絵本の聞き読み(音声を聞きながら自分でページをめくる)1年生より少しだけ長い本
③資料やテキストを見ながら、簡単な質問を聞いて、筆記や口頭で答える
④自己紹介
この4つをコツコツ。
気付けば、3年生になり、1年生のときでは、完全に処理範囲外にあった本が読め、私の話の理解度があがり、そして、自分の英語への自信も向上している。
土台は「文字通り」土台であって、「成果」としては現れない。
ただし、土台なくしては、成果はない。
巨大な氷山でも、見えるの水面を突き抜ける本の一部(成果)。
成果を確かに支えているのは、水面下の土台。
土台の作り上げに注目する人こそ、水面下を突き抜ける強力な成果を見込める。
「コツコツ学習」の中身が、生徒の英語の土台作りに最も貢献するように、上杉英会話教室の講師陣も成長を続けたいです。
2025年もよろしくお願いします。