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スピコンの結果を振り返って

先週末は、宮城学院英語暗唱コンクールだった。
当教室にとっては、2年連続の参加だった。

上位3位まで表彰があり、
昨年は2位と3位を受賞。
今年は、2位と1位を受賞。

ただ、正直なところ――

私の予想では、「この子は間違いなく1位!」と思っていた生徒が、蓋を開けてみると2位。

発音、声の大きさ、イントネーション、すべて完璧。客観的に見ても非の打ち所がなかった。

では、なぜ1位じゃなかったのか?

審査員は仙台市内で様々なスピコンで審査員をやる方なので、決して、「審査員の視点がおかしい」わけでもない。

じゃ、なんなんだったんだろう?

以下は、私の持論です。
科学的な根拠はない。審査員と話しをできたわけでもない。
直感だが、それなり正論だと思う。

 

発音とイントネーション以外の要素が評価を分けた、ということです。

私なりの仮説:ジェスチャーのバランス

私がスピーチコンテストを見続けてきた中で、ある傾向が見えてきた。

それは――
「ジェスチャーがうまい」よりも「ジェスチャーが自然」が評価される、ということ。

よくあるのが、多くの人(少なくても僕の周りにいる人)がが「この子、ジェスチャーがすごい!工夫してる!」と思った子が、意外と受賞していないケース。
つまり、うまいジェスチャーが、必ずしもプラス評価にはならないという現実です。

たぶん、、、、、→ジェスチャーが過剰だと、聞き手の意識が「体の動き」ばかりに向いてしまい、「話の中身」に集中できなくなる。スピーチコンテストにおいては、それがマイナスに働くこともある――というのがぼくの持論。

 

練習量について

2023: ウルスライングリッシュコンテスト スペシャル・サポーター賞
2024:宮城学院英語暗唱コンクール 2位、3位
2025: 宮城学院英語暗唱コンクール 1位、3位
2024: ウルスライングリッシュコンテスト 優秀賞、最優秀賞
2024:  京都放送ちびっ子イングリッシュコンテスト 優秀賞

等の実績がある。

いずれをとっても、ハンドジェスチャーを交えた練習はしまくった!!!

個別レッスンでも、グループレッスンだけでも何十回とスピーチを練習した。受賞した生徒だけでなく、惜しくも賞に届かなかった生徒たちも、全力で練習を重ねた。

でも、これが「競争」の世界。勝つ人もいれば、敗れる人もいる。
でも、こういう経験を何度もしていく子どもは、どんどん強くなるのです。(そして、何とか、この子たちに勝たせてあげたいという気持ちは、私にも当然あります。)

🌱 発音・イントネーションは大事、でもそれだけじゃない

これは特に大事な話です。
帰国子女やインターナショナルスクール出身者でなくても、発音・イントネーションを丁寧に仕上げ、ジェスチャーのバランスを意識すれば、十分に評価される世界なのです。

だから、スピコンは大きなチャンスです。

最後に

スピーチコンテストに出る。練習する。競争する。
勝つこともあれば、負けることもある。

でも、どんな結果であれ、「完全燃焼」した経験は必ず自分の中に残ります。

私は、英語学習において結果を保証することはほとんどない。
しかし、「全力で挑んだスピーチコンテストは、必ず、時間差で大きな益となって返ってくる。

甲子園と同じです。優勝しなくても、優勝を目指して努力した日々が、選手を大きくそだて、人生の軸そのものになるケースも多いだろう。

だから、出るからには、思い切ってやろう。
そして、また次の舞台へ。

 

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